原発は廃止か継続か?

原発の問題点について

 

あなたは原発を継続することに賛成だろうか、反対だろうか?

 

その結論を急ぐ前に、まずは原発とはいかなる問題を抱えているのかを整理してみたい。

 

まず、原発とは原子力発電のことで、原子核反応によって発生するエネルギーを利用した発電方法のことである。

 

資源の少ない日本にとって、原発は他国に燃料を依存しないで済むエネルギー源として期待を寄せられていた。

 

また、現在発電の主流である火力発電の場合、大量に二酸化炭素を排出するが、原発の場合は二酸化炭素を排出しないため、クリーンな発電方法とも喧伝されていた。

 

第二次世界大戦勃発の契機となったのは、石油の輸入を差し止められたからだということは広く知られている。つまり、今や食料と同じくらい、石油などのエネルギー源が枯渇してしまうと国の存亡に関わる大問題だと言える。

 

しかし一方で、原発には次のような問題点が指摘されている。

 

一番大きな問題点は、一度重大な事故(福島原発事故のような)が発生すると、甚大な被害を周辺地域に与え、また回復に至るまで数万年単位での期間を必要とする点であろう。

 

これまで日本は、地震や津波、飢饉や台風など様々な天災に見舞われてきているが、それは「一回きり」の災害だと言える。

 

それに比べ、原発の場合は1年や2年ではきかない。放射性廃棄物が完全に安全な状態になるには、気の遠くなるような期間を要する。それまで安全に廃棄物を保管しておくにも莫大なコストがかかる。

 

原発は、便所のない住宅と揶揄される所以である。